ロードバイクでグランフォンドを完走しようと考えた場合、平坦を走る際のペダリングで走ってしまうと、足への負担が大きくなってしまい、最悪の場合は足の疲労が大きくなりすぎて走りきる事が困難になってしまいます。
そこで、今まで私がグランフォンドを完走してきた中で意識してきたペダリングやペース配分について紹介していきます。
特に初心者の方には意識して取り組んでもらえると走りを大きく改善するきっかけにもなりますので、参考にしていただけると助かります。
グランフォンド完走の秘訣
1.つかめ、省エネ走行のコツ!
グランフォンドを走る際には長距離を走る上に登坂も多く、獲得標高で考えても2000メートル以上の場合も多いので、それらの条件を考慮して取り組む必要があります。
まず、ペダリングの際に意識していきたいのが体幹を意識して、足の力のみでペダルを回すことにならないようにすることです。
この方法を実践するためにはエアロポジションに近い姿勢まで上半身を低くして、イメージとしてはトップチューブと体が平行になるようなイメージになります。
その上でハムストリングを中心とした太ももの裏側の筋肉を優先して使うように意識していきます。
すると、ペダルを回すと時に体幹を利用していることが体感的にも感じることが事が出来ると思います。
その際に骨盤は伸ばすように意識するとより、体幹に力を加える事ができますので少ない力でより大きな力を発揮する事が出来ますので、ペダリングを改善することでペダリング効率を高めることが出来てより快適な走りに繋がります。
2.上り坂を攻略するための3ポイント
グランフォンドでは登坂の機会が非常に多いので、その区間をいかにして乗り切るかが重要な課題となります。
初心者の方の場合は特に登坂で体力を大きく消耗してしまう場合が多いので注意が必要になります。
そこで、注意していきたいポイントが3点あります。
1.周囲のペースに合わせずマイペースで登る。
2.踏むペダリングではなく回すペダリングを意識する。
3.大腿四頭筋ではなくハムストリングを中心に裏側の筋肉を使うように意識する。
登坂を上手にこなしていくには以上の3点は非常に需要な要素となります。
また、登坂の際の姿勢としては上半身をあげて胸を開くような姿勢で走ることにより、肺の負担を軽減することも出来ます。
さらに骨盤を立てて走るように意識することでペダルに力を入れやすくなりますので、疲労が出てくると骨盤が寝てくるのでその点も意識していきたいものです。
このようにグランフォンド攻略のポイントとしては体幹を利用したペダリングを行えるようにフォームを意識した上でハムストリングなどの持久力に長けた筋肉を積極的に利用していくことが重要になります。
また、ロードバイク初心者にとっては登坂が大きな課題となる場合が多いので、ペース配分をはじめとして、自身の体力を上手く使っていくようなペース配分がグランフォンドの攻略には大切になっていきますので、参考にしていただければと思います。